「3DS LLとNew 3DS LLは何が違うの?」「中古で買うならどちらがよい?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
名前はよく似ていますが、New 3DS LLには処理性能の向上や操作ボタンの追加、3Dブレ防止機能など、快適に遊ぶための改良が加えられています。
一方、画面サイズや解像度は3DS LLとほぼ同じなので、単純に画面が大きくなった後継機というわけではありません。
この記事では、3DS LLとNew 3DS LLの違いを比較し、それぞれがどのような人に向いているのかを分かりやすく解説します。
中古本体を選ぶ際の注意点も紹介するので、購入前の判断材料にしてください。
3DS LLとNew 3DS LLの違いを一覧で比較

最初に、3DS LLとNew 3DS LLの主な違いを一覧で確認しましょう。
特に重要なのは、処理性能、操作ボタン、3D表示、対応ソフトの違いです。
| 比較項目 | ニンテンドー3DS LL | Newニンテンドー3DS LL |
|---|---|---|
| 国内発売日 | 2012年7月28日 | 2014年10月11日 |
| 上画面 | 4.88型 | 4.88型 |
| 下画面 | 4.18型 | 4.18型 |
| 画面解像度 | 上画面800×240ドット、下画面320×240ドット | 上画面800×240ドット、下画面320×240ドット |
| 処理性能 | 従来仕様 | 強化されている |
| Cスティック | なし | あり |
| ZL・ZRボタン | なし | あり |
| 3Dブレ防止機能 | なし | あり |
| New 3DS専用ソフト | 遊べない | 遊べる |
| amiibo | 別売のNFCリーダー/ライターが必要 | 本体だけで読み取り可能 |
| 記録メディア | SD・SDHCカード | microSD・microSDHCカード |
| 本体サイズ | 縦93×横156×厚さ22mm | 縦93.5×横160×厚さ21.5mm |
| 質量 | 約336g | 約329g |
| 3DSソフト使用時のバッテリー目安 | 約3時間30分~6時間30分 | 約3時間30分~7時間 |
画面サイズと解像度はほぼ同じ
3DS LLとNew 3DS LLは、どちらも上画面が4.88型、下画面が4.18型です。
画面の解像度も同じなので、New 3DS LLに買い替えたからといって表示が高精細になるわけではありません。
New 3DS LLの「New」は、画面の大型化や高解像度化ではなく、本体性能や操作機能が強化されたことを表しています。
New 3DS LLは処理性能と操作性が向上
New 3DS LLは、従来の3DS LLよりCPU性能が向上しています。
HOMEメニューへの移動や対応ソフトの起動、読み込みなどが速くなる場合があり、全体的に軽快な操作を期待できます。
ただし、すべてのゲームで同じように大幅な差が出るわけではありません。
ソフトの作りや使用状況によって、体感できる違いは変わります。
3DS LLとNew 3DS LLの主な違い

ここからは、実際のゲームプレイに影響しやすい違いを詳しく見ていきます。
遊びたいソフトや重視する機能と照らし合わせてみましょう。
CスティックとZL・ZRボタンの有無
New 3DS LLには、A・B・X・Yボタンの左上に「Cスティック」が追加されています。
一般的なコントローラーの右スティックに近い役割を持ち、対応ソフトではカメラや視点の操作などに使えます。
また、本体背面にはZL・ZRボタンも追加されました。
3DS LLでは別売の拡張スライドパッドが必要だった操作を、New 3DS LLでは本体だけで行えるソフトがあります。
アクションゲームやカメラ操作の多いゲームを遊ぶなら、New 3DS LLのほうが便利です。
ただし、Cスティックは一般的なアナログスティックのように大きく傾けるものではなく、指で力を加えて操作する独特の形状です。
3Dブレ防止機能の有無
3DS LLの裸眼立体視は、顔や本体の位置がずれると映像が二重に見えたり、立体感が崩れたりすることがあります。
New 3DS LLには、内側カメラで顔の位置を認識し、見え方を自動調整する3Dブレ防止機能が搭載されています。
従来モデルよりも、顔や本体を少し動かしたときに3D表示を維持しやすいのが特徴です。
普段は3D表示を切って遊ぶ人には大きな差になりませんが、裸眼立体視を積極的に楽しみたい人には重要な違いです。
New 3DS専用ソフトへの対応
New 3DS LLでは、通常のニンテンドー3DSソフトに加えて、Newニンテンドー3DS専用ソフトも遊べます。3DS LLは専用ソフトに対応していません。
専用ソフトの数は3DSソフト全体から見ると多くありませんが、遊びたいタイトルが専用ソフトに該当する場合は、New 3DS LLを選ぶ必要があります。
中古ソフトを購入するときは、パッケージに「Newニンテンドー3DS専用」と書かれていないか確認しましょう。
amiiboの読み取り方法
New 3DS LLは下画面にNFC機能を内蔵しており、対応するamiiboを直接タッチして読み取れます。
3DS LLでも対応ソフトでamiiboを使えますが、別売の「ニンテンドー3DS NFCリーダー/ライター」が必要です。
現在は本体だけでなく周辺機器も中古品が中心なので、amiiboを使いたい場合はNew 3DS LLのほうが機器をそろえやすいでしょう。
SDカードとmicroSDカードの違い
3DS LLは標準サイズのSDカードまたはSDHCカードを使用します。
一方、New 3DS LLはmicroSDカードまたはmicroSDHCカードを使用します。
さらに、New 3DS LLのmicroSDカードスロットはバッテリーカバーの内側にあります。
交換には小型のプラスドライバーが必要になるため、頻繁にカードを取り外したい人は注意してください。
3DS LLからNew 3DS LLへデータを移す場合も、SDカードをそのまま差し替えることはできません。
引っ越し機能を利用し、必要に応じてパソコンなどでSDカード内のデータをmicroSDカードへコピーします。
本体サイズ・重さ・バッテリー持続時間
New 3DS LLは3DS LLより横幅が約4mm広いものの、厚さはわずかに薄く、質量も約7g軽くなっています。
どちらも大型モデルなので、実際に持ったときのサイズ感に極端な差はありません。
3DSソフト使用時のバッテリー持続時間は、3DS LLが約3時間30分~6時間30分、New 3DS LLが約3時間30分~7時間です。
New 3DS LLのほうが上限は長いものの、画面の明るさや通信機能、3D表示の使用状況などによって実際の時間は変化します。
中古品ではバッテリーが劣化している可能性が高いため、公称の持続時間よりも本体ごとの状態を重視しましょう。
3DS・3DS LL・New 3DS LLは何が違う?

製品名にある「LL」と「New」の意味を理解すると、3DSシリーズの違いを整理しやすくなります。
「LL」は画面が大きいモデル
3DS LLは、初代ニンテンドー3DSの画面と本体を大型化したモデルです。
画面が大きいため、文字やキャラクターを見やすく、迫力のある映像で遊べます。
ただし、画面のドット数は小型の3DSと基本的に同じです。
LLだから画質そのものが向上するわけではなく、同じ解像度の映像を大きな画面に表示します。
「New」は性能や機能を強化したモデル
New 3DSシリーズは、従来の3DSシリーズをベースに、処理性能や操作性などを強化したモデルです。
- CスティックとZL・ZRボタンを追加
- 3Dブレ防止機能を搭載
- NFCを内蔵し、amiiboを本体だけで読み取り可能
- New 3DS専用ソフトに対応
- 記録メディアをmicroSDカードへ変更
つまり、「LL」は主にサイズの違い、「New」は世代や性能の違いと考えると分かりやすいでしょう。
3DS LLとNew 3DS LLはどっちがおすすめ?

基本機能だけを見ればNew 3DS LLが上位ですが、中古品は価格や状態に個体差があります。
遊び方に加えて、本体のコンディションも含めて選ぶことが大切です。
New 3DS LLがおすすめの人
次のような人には、New 3DS LLが向いています。
- New 3DS専用ソフトを遊びたい人
- アクションゲームや視点操作の多いゲームを遊ぶ人
- 3D表示を快適に楽しみたい人
- amiiboを本体だけで読み取りたい人
- 少しでも軽快な動作を重視する人
- これから1台だけ3DSシリーズを購入する人
本体の状態と価格に大きな問題がなければ、対応範囲が広いNew 3DS LLを優先するのが無難です。
3DS LLを選んでもよい人
一方、次の条件に当てはまる場合は3DS LLも候補になります。
- 遊びたいソフトが通常の3DS・DSソフトだけの人
- Cスティックやamiiboを使う予定がない人
- 3D表示をほとんど使わない人
- 状態のよい本体を安く見つけられた人
- 特定のカラーや限定デザインを探している人
RPGやパズル、育成ゲームなど、追加された操作ボタンをあまり使わないソフトが中心なら、3DS LLでも基本的なゲームプレイは楽しめます。
中古で購入するときの注意点
2026年9月時点で3DSシリーズ本体はすべて生産を終了しており、購入先は中古店や個人間取引、長期保管された未使用品などが中心です。
価格だけで決めず、故障リスクも確認しましょう。
本体の状態を細かく確認する
中古の3DS LLやNew 3DS LLを購入するときは、少なくとも次の項目を確認してください。
- 上下画面の傷、黄ばみ、表示ムラ
- ヒンジ部分のひび割れや極端なぐらつき
- スライドパッドや各ボタンの反応
- New 3DS LLのCスティック、ZL・ZRボタンの反応
- タッチパネルの位置ずれ
- ゲームカードを正常に読み込めるか
- SDカードまたはmicroSDカードを認識するか
- カメラ、スピーカー、イヤホン端子の動作
- 充電できるか、バッテリーが膨張していないか
- 本体が初期化されているか
特に液晶の黄ばみや表示ムラは、商品写真だけでは判断しにくいことがあります。
可能であれば、白い画面を表示した状態の写真や動作確認内容を確認しましょう。
ACアダプターの有無を確認する
国内向けの3DS LLとNew 3DS LLは、基本的にACアダプターが別売でした。
そのため、中古本体に充電器が付属していない場合があります。
どちらも対応するニンテンドー3DSシリーズ用ACアダプターを利用できますが、購入前に付属品欄を確認してください。
タッチペンやSDカード類の有無も併せて確認すると安心です。
ダウンロード版やオンライン機能には制限がある
ニンテンドー3DSのニンテンドーeショップでは、2023年3月28日午前9時にソフトや追加コンテンツなどの新規販売が終了しました。
現在は本体を購入しても、eショップから新しいダウンロードソフトを購入できません。
購入済みソフトの再ダウンロードや更新データについては、将来的に終了する可能性があります。 (
また、3DSソフトのオンラインプレイをはじめとする多くのインターネット通信サービスは、2024年4月9日午前9時に終了しています。
近くの本体同士で行うローカル通信や、インターネットを使わないゲームプレイとは区別して考えましょう。
メーカー修理はすでに終了している
3DS LLとNew 3DS LLは、どちらも任天堂による修理受付が終了しています。
そのため、購入後に故障してもメーカー修理を依頼できません。
中古品では保証のある販売店を選び、保証期間と対象範囲を確認することが重要です。
非正規の修理店を利用できる場合もありますが、部品の在庫や修理品質は店舗によって異なります。
長く使いたい場合は、安さよりも状態のよい個体を選ぶことをおすすめします。
3DS LLとNew 3DS LLの違いに関するよくある質問
最後に、3DS LLとNew 3DS LLを比較するときに迷いやすいポイントをQ&A形式で整理します。
3DS LLのソフトはNew 3DS LLでも遊べる?
基本的には遊べます。New 3DS LLは、通常のニンテンドー3DSソフトに加えて、Newニンテンドー3DS専用ソフトにも対応しています。
反対に、3DS LLではNewニンテンドー3DS専用ソフトを遊べません。
パッケージを購入するときは対応機種の表示を確認してください。
New 3DS LLは画質もよくなっている?
3DS LLとNew 3DS LLの画面サイズおよび基本的な解像度は同じです。
そのため、New 3DS LLだから必ず映像が細かく、鮮明になるとはいえません。
ただし、New 3DS LLには3Dブレ防止機能があり、立体視の見やすさは改善されています。
また、ソフトによってはNewシリーズ向けの処理や表示に対応している場合があります。
DS用ソフトにも対応している?
どちらも多くのニンテンドーDS用ソフトを遊べます。
ただし、ゲームボーイアドバンス用スロットを使用する周辺機器との連動など、一部のソフトや機能には制限があります。
DSソフトを遊ぶ場合、映像は3D表示にはなりません。
ソフトによって通信機能などの対応状況も異なるため、特殊な周辺機器を使うタイトルは事前に確認しましょう。
今から買うならどちらがよい?
価格と本体状態が同程度なら、機能が多く対応ソフトの範囲も広いNew 3DS LLがおすすめです。
ただし、状態の悪いNew 3DS LLより、丁寧に使われた状態のよい3DS LLのほうが安心できる場合もあります。
メーカー修理が終了した現在は、機種名だけでなく液晶、ヒンジ、バッテリー、ボタンなどの状態を優先して選びましょう。
まとめ
3DS LLとNew 3DS LLは画面サイズや解像度こそほぼ同じですが、処理性能や操作性、3D表示、対応ソフトに違いがあります。
- New 3DS LLは処理性能が強化されている
- New 3DS LLにはCスティックとZL・ZRボタンがある
- New 3DS LLは3Dブレ防止機能を搭載している
- New 3DS LLは専用ソフトと本体内蔵NFCに対応する
- 3DS LLはSDカード、New 3DS LLはmicroSDカードを使用する
- 画面サイズと解像度は両機種で同じ
これから1台だけ購入するなら、基本的にはNew 3DS LLが有力です。
ただし、現在流通している本体は中古品が中心で、メーカー修理も終了しています。価格差だけでなく、液晶やヒンジ、バッテリー、操作ボタンの状態を確認し、安心して使える個体を選びましょう。

