「3DSの中古は何円くらいで買える?」「昔より値段が高くなっている気がする」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
ニンテンドー3DSシリーズはすでに生産が終了しており、中古価格は機種、状態、付属品、カラーによって大きく異なります。
安い本体には液晶や操作部分の不具合が隠れていることもあるため、値段だけで決めるのはおすすめできません。
この記事では、2026年9月時点で確認できる大手リユース通販の販売例を参考に、3DS中古本体の値段の目安や機種ごとの違い、購入前に確認したいポイントを初心者向けに解説します。
3DS中古本体の値段相場

まずは、3DSシリーズの中古本体がどの程度の値段で販売されているのかを確認しましょう。
同じ機種でも状態による差が大きいため、相場は一つの金額ではなく価格帯で見ることが大切です。
機種別に見る中古価格の目安
通常カラーを中心とした大手リユース通販の掲載例をまとめると、おおよその目安は以下のとおりです。
| 機種 | 中古価格の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ニンテンドー3DS | 約11,000~22,000円 | コンパクトで、比較的安い個体を探しやすい |
| ニンテンドー3DS LL | 約16,000~25,000円 | 画面が大きく、文字や映像を見やすい |
| ニンテンドー2DS | 約16,000~25,000円 | 3D表示がなく、折りたたまない形状 |
| Newニンテンドー3DS | 約24,000~33,000円 | 一部の操作や処理性能が強化された小型モデル |
| Newニンテンドー3DS LL | 約20,000~39,000円 | 大画面で、New専用ソフトにも対応 |
| Newニンテンドー2DS LL | 約30,000~37,000円 | 3D表示を省き、Newシリーズの機能を備える |
表の金額は最安値や平均価格ではなく、検索時に確認できた販売例を丸めた目安です。
在庫状況によって変動するほか、箱や説明書がそろった美品、限定デザイン、未使用に近い商品はさらに高くなる場合があります。
反対に、液晶の黄ばみや外装の傷、付属品の欠品がある本体は安くなります。
商品名だけで比較せず、状態説明まで確認してください。
1万円以下の3DSは買っても大丈夫?
通常の中古3DSが1万円以下で販売されていることもありますが、状態の確認が欠かせません。
単純に傷が多いだけの場合もあれば、画面やボタンに不具合がある「難あり品」「ジャンク品」の可能性もあります。
安い商品を見つけたら、少なくとも次の点を確認しましょう。
- 正常に起動するか
- 上下の液晶が問題なく表示されるか
- すべてのボタンを操作できるか
- ゲームカードを読み込めるか
- 充電できるか
- バッテリーが極端に劣化していないか
- 初期不良時の返品や交換に対応しているか
不具合のある本体を買い直すと、結果的に通常価格の動作品より高くつくことがあります。
ゲームを遊ぶ目的なら、多少高くても動作確認済みの商品を選ぶほうが安心です。
限定モデルは通常モデルより高くなりやすい
ポケモン、ゼルダの伝説、どうぶつの森、モンスターハンターなどのデザインを採用した限定モデルは、通常カラーと同じ感覚で相場を判断できません。
限定モデルはコレクション目的でも探されるため、通常モデルの数倍に近い値段が付くケースもあります。
箱や印刷物がそろっているか、外装のデザインがきれいに残っているかによっても値段が変わります。
遊ぶことが主な目的なら、限定モデルにこだわらず通常カラーから探すと予算を抑えやすいでしょう。
3DS中古の値段に差が出る理由

同じ「3DS中古」という商品でも、販売価格には大きな幅があります。
値段だけを見て高い・安いと判断する前に、価格差が生まれる主な理由を理解しておきましょう。
通常モデルとNewモデルでは性能が異なる
「New」が付くモデルは、通常の3DSや3DS LLより処理性能や操作機能が強化されています。
Cスティック、ZL・ZRボタンなどを搭載し、Newシリーズ専用ソフトにも対応しています。
対応ソフトの幅や操作性を重視する人から選ばれやすいため、Newニンテンドー3DS LLなどは中古でも比較的高い値段になりやすい傾向があります。
ただし、遊びたいソフトが通常の3DSに対応しているなら、必ずしもNewモデルを買う必要はありません。購入前に目的のソフトのパッケージ表示を確認しましょう。
本体の状態や付属品で価格が変わる
中古3DSの価格を左右する主な条件は次のとおりです。
- 上下液晶の傷、黄ばみ、表示ムラ
- 外装の傷、塗装剥がれ、ひび割れ
- スライドパッドやボタンの消耗
- ヒンジ部分の緩み
- タッチペンの有無
- 充電器やSDカードの有無
- 箱、説明書、ARカードなどの有無
- 限定カラーや本体同梱版かどうか
ゲームを遊ぶだけなら箱や説明書がなくても大きな問題はありません。
一方、タッチペンや充電器が欠品している場合は、購入後に追加費用がかかります。
本体価格が安くても、必要な周辺機器を買い足すと割安ではなくなることがあるため、合計金額で比較してください。
保証の有無も販売価格に影響する
中古ゲームショップやリユースショップでは、販売店独自の動作保証が付く場合があります。
保証付きの商品は個人間取引より高いことがありますが、購入直後の不具合に対応してもらえる点がメリットです。
3DSシリーズはメーカーによる修理受付がすでに終了しています。
そのため、中古購入では販売店の保証期間や返品条件が以前より重要になっています。
目的別におすすめの3DS本体を紹介

中古3DSは機種によって価格と使い勝手が異なります。
安さ、画面の大きさ、対応ソフトなど、何を優先するか決めてから選びましょう。
値段を抑えたいならニンテンドー3DS
できるだけ予算を抑えたい場合は、初期型のニンテンドー3DSが候補です。
コンパクトで持ち運びやすく、一般的な3DSソフトを遊ぶことができます。
ただし、発売から長い年月が経過しているため、バッテリーやスライドパッド、ヒンジなどの劣化には注意が必要です。
極端に安い個体より、状態説明が詳しく、保証が付いている商品を優先しましょう。
快適さを重視するならNewニンテンドー3DS LL
画面の見やすさや操作性を重視するなら、Newニンテンドー3DS LLが有力です。
大画面に加えてCスティックやZL・ZRボタンを備え、Newシリーズ専用ソフトにも対応します。
中古価格は高めですが、幅広い3DSソフトを快適に遊びたい人には選びやすいモデルです。
ただし、本体が重く、長時間持って遊ぶと負担を感じる人もいます。
3D表示が不要なら2DSシリーズ
立体視を使わないなら、ニンテンドー2DSやNewニンテンドー2DS LLも選択肢です。
特にNewニンテンドー2DS LLは、大きな画面とNewシリーズの機能を備えながら、3D表示を省いています。
ニンテンドー2DSは折りたためないため、持ち運びや収納のしやすさを確認しておきましょう。
Newニンテンドー2DS LLは中古価格が高くなることも多いため、同価格帯のNewニンテンドー3DS LLと比較するのがおすすめです。
中古3DSを購入する前のチェックポイント

中古本体は外観がきれいでも、操作や充電に問題がある場合があります。
可能であれば実物を確認し、ネット通販では商品説明と写真を細かくチェックしましょう。
液晶の黄ばみや傷を確認する
3DSでは、液晶が黄色っぽく見える「液晶黄ばみ」や、明るさにムラがある個体が販売されていることがあります。
軽い黄ばみなら遊べる場合もありますが、白い画面や明るいゲームでは気になりやすいでしょう。
電源を入れた状態の写真がない商品では、販売者に液晶の状態を確認するのが安全です。
タッチ画面は傷だけでなく、タッチ位置のずれや反応の悪さも確認してください。
ボタンやスライドパッドの動作を確認する
スライドパッドは使用頻度が高く、表面のゴムが外れていたり、入力が勝手に入ったりすることがあります。
また、L・Rボタンは反応不良が起きても外観から判断しにくい部分です。
実店舗で動作確認できる場合は、次の操作を試しましょう。
- A・B・X・Yボタン
- 十字ボタン
- L・Rボタン
- スライドパッド
- タッチパネル
- 音量調節
- 3Dボリューム
- NewモデルのCスティックとZL・ZRボタン
バッテリーと充電器の有無を確認する
中古3DSでは、満充電にしても短時間で電池が切れることがあります。
商品説明にバッテリー持続時間の記載があるか確認し、膨張が疑われる本体は避けましょう。
また、3DSシリーズは機種や販売時のセットによって、ACアダプターの同梱状況が異なります。
Newニンテンドー3DS LLなどは新品販売時からACアダプターが別売だったため、中古商品に充電器が付いていないケースも珍しくありません。
手元に対応充電器がない場合は、付属品を含めた合計金額で比較してください。
ゲームカードスロットやSDカードも確認する
ゲームカードスロットに不具合があると、ソフトを差しても認識しなかったり、プレイ中に接続が切れたりします。
「起動確認済み」だけでなく、ゲームカードの読み込みまで確認済みかを見ると安心です。
SDカードやmicroSDカードの有無も機種ごとに確認しましょう。
ダウンロードデータや写真などを保存する際に必要となります。
初期化済みかを確認する
中古本体は、前の持ち主のデータが残っていない初期化済みの商品を選ぶのが基本です。
暗証番号による使用制限などが残っていると、購入後の設定がスムーズに進まない可能性があります。
「ダウンロードソフト入り」と書かれた商品もありますが、それだけを理由に高い商品を選ぶのは避けましょう。
初期化や利用状況によって遊べなくなる可能性があるため、付加価値として当てにせず、本体の状態を優先してください。
3DS中古本体はどこで買うのがおすすめ?
3DS中古の購入先には、中古ゲームショップ、リユースショップ、ネット通販、フリマアプリなどがあります。
値段だけでなく、保証と状態確認のしやすさを比較しましょう。
中古ゲームショップは保証を重視する人向け
中古ゲームを専門的に扱うショップは、動作確認や状態ランクが設けられていることが多く、初心者でも選びやすい購入先です。
販売価格は個人間取引より高いことがありますが、不具合があった場合の返品や交換に対応してもらえる可能性があります。
保証期間と対象となる故障を購入前に確認しましょう。
リユースショップは個体ごとの説明を確認する
リユースショップの通販では、全国の店舗にある本体を比較できる場合があります。
同じ機種でも値段や付属品が異なるため、希望条件に合う個体を探しやすいのがメリットです。
一方で、店舗によって写真や説明の詳しさに差があります。
「傷あり」「使用感あり」だけでは状態を判断しにくいため、液晶やボタン、バッテリーについて説明がある商品を選びましょう。
フリマアプリは安さだけで選ばない
フリマアプリでは店舗より安い3DSが見つかることもありますが、動作確認の内容は出品者によって異なります。
「電源が入る」だけでは、すべての機能が正常とは限りません。
購入前に次の内容を質問すると、トラブルを減らしやすくなります。
- 上下の画面に黄ばみや表示不良はないか
- すべてのボタンが反応するか
- ゲームカードを読み込めるか
- 充電できるか
- バッテリーが膨張していないか
- 初期化済みか
- タッチペンや充電器は付属するか
送料を含めると中古ショップとほとんど変わらない場合もあります。
数百円から数千円の差であれば、保証付きの商品を選ぶほうが安心です。
今から3DSを買う場合に知っておきたい注意点
3DSは現在でもパッケージソフトを遊べますが、発売当時と同じサービスをすべて利用できるわけではありません。
購入後に後悔しないよう、終了済みのサービスを理解しておきましょう。
本体の生産とメーカー修理は終了している
ニンテンドー3DSシリーズは、すべての本体の生産が終了しています。
また、2025年9月4日までに3DSシリーズ全機種のメーカー修理受付も終了しました。
故障した場合にメーカー修理を依頼できないため、購入時の状態と販売店独自の保証が重要です。
特にヒンジ破損、液晶不良、充電不良がある本体は、安くても慎重に判断してください。
eショップで新しいダウンロードソフトは購入できない
ニンテンドー3DSのニンテンドーeショップでは、2023年3月28日午前9時にダウンロード版ソフトや追加コンテンツなどの新規販売が終了しました。
そのため、これから3DSを購入する場合は、基本的に中古を含むパッケージ版ソフトから遊びたい作品を探すことになります。
一部のソフトは追加コンテンツや更新データの有無も確認しておきましょう。
オンラインプレイは終了している
3DSソフトのオンラインプレイなど、インターネットを利用した各種機能は2024年4月9日午前9時に終了しました。
オンライン協力プレイ、対戦、ランキング、データ配信などを目的に購入する場合は注意が必要です。
ソフトごとに利用できなくなった機能が異なるため、遊びたい作品が決まっている場合は、そのソフトの現在の対応状況を確認してください。
パッケージソフトやローカル通信は楽しめる
オンラインサービスが終了していても、パッケージ版ソフトの一人用モードまで遊べなくなったわけではありません。
本体とソフトが正常なら、オフラインで楽しめる作品は多数あります。
また、近くにある3DSシリーズ本体同士で行うローカル通信やダウンロードプレイは、インターネット通信とは別の機能です。
家族や友人と遊ぶ場合は、ソフトごとの対応人数や必要な本数を確認しましょう。
3DS中古の値段に関するよくある質問
最後に、中古3DSを探す際に迷いやすい価格や付属品について、よくある疑問を整理します。
3DSの中古価格は今後安くなる?
今後必ず安くなるとは限りません。生産終了品は市場に出る台数が限られており、状態のよい個体や人気カラーが少なくなると価格が上がることもあります。
一方、相場より極端に高い商品を急いで買う必要もありません。
同じ機種を複数の店舗で比較し、納得できる状態と値段の商品を選びましょう。
本体のみと付属品完備はどちらがお得?
遊ぶことが目的なら、本体、タッチペン、充電器、必要な記録メディアがそろっていれば十分です。
箱や説明書がなくても、ゲームの動作には基本的に影響しません。
ただし、コレクション目的や将来の売却も考えるなら、箱や説明書がそろった商品が向いています。
付属品完備品は高くなりやすいため、目的に合わせて選んでください。
ジャンク品を購入してもよい?
自分で故障箇所を判断し、修理や部品取りができる人を除けば、ゲームを遊ぶ目的でのジャンク品購入はおすすめしません。
ジャンク品は、起動しない、充電できない、画面が映らない、ゲームカードを読み込まないなどの不具合を抱えている可能性があります。
メーカー修理も終了しているため、初心者は動作確認済みで保証のある中古品を選びましょう。
まとめ
3DS中古本体の値段は、初期型の3DSで1万円台、Newニンテンドー3DS LLなどの人気モデルでは2万~4万円前後が一つの目安です。
ただし、状態や付属品、カラーによって価格差が大きく、限定モデルにはさらに高い値段が付くこともあります。
購入するときは、価格だけでなく、液晶、ボタン、ゲームカードスロット、バッテリー、充電器の有無を確認してください。
メーカー修理が終了しているため、初心者には販売店の保証が付いた動作確認済み商品がおすすめです。
安さを優先するなら通常の3DS、画面の見やすさと機能を重視するならNewニンテンドー3DS LL、3D表示が不要なら2DSシリーズが候補になります。
遊びたいソフトと予算を決め、複数の商品を比較して自分に合う一台を選びましょう。

